レポート

やいた八方ヶ原ヒルクライムレース2018開催!

2018年8月19日(日)、矢板市で八方ヶ原ヒルクライムレース2018が開催された。例年、雨が降ったり猛暑になったりとなかなか天気に恵まれなかったが今年は気持ちいいくらいに晴れわたり絶好のヒルクライム日和となった。約710名サイクリストが全長13.4㎞、平均勾配7.1%の難関コース八方ヶ原へ果敢に挑んだ。

 


栃木県の北部に位置する矢板市にて今年で第5回になる「やいた八方ヶ原ヒルクライムレース2018」が開催された。今夏は全国各地で記録的猛暑となり、異常気象が続いていたが大会当日の朝は気温15℃と肌寒く感じる朝となった。スタート時間に近づくにつれて気温も上がっていき暑すぎず寒すぎずのレースにはうってつけのコンディションとなり大会レコードも期待される絶好のヒルクライム日和となった。

 

 

大会レコードも更新されハイレベルな展開となったアスリートクラス

ピリピリとしたムードもなく和やかな感じのアスリートクラスの選手たち。スタート前にはコースレコード保持者の宇都宮ブリッツェン飯野選手や運営にも携わった矢板市地域おこし協力隊の長島さんがレースの意気込みを語った。

 

各地から強豪クライマーが集結しハイレベルな展開になったアスリートクラスを制したのは福島秀彰選手(東京都)。大会レコードタイムを上回る39分21秒で優勝。3年ぶりに大会レコードが更新された。女性クラスでは御処野好美選手が51分08秒で優勝した。

 

各クラスの健脚自慢達も果敢に八方ヶ原を攻めた

アスリートクラスに続き、年代別クラスも続々とスタート。我こそはとばかりに八方ヶ原の激坂に挑む。序盤から急斜面と緩斜面の勾配がインターバルのようになっていて参加者の脚を削る。栃木県県民の森へと続く分岐点からは緩斜面がなくなり斜度10%以上の急勾配が続き、参加者たちは苦悶の表情を見せながらクリアしていった。

 

表彰台を目指す選手、自己ベスト更新を目指す選手、完走を目指す選手、各選手がいろいろな思いを抱きながらゴール地点大間々台までラストスパート。

 

ゴール後の様子

苦しい登りを終えた選手たちにリアルゴールドが配られ、喉を潤した。ヒルクライム後の炭酸は格別に美味い。

 

ゴールした後に仲間と健闘を称えあうのがヒルクライムの面白いところ。レース中とは打って変わって皆さん満面の笑み。

メイン会場では飲食ブースが大盛況

下山後、メイン会場となった泉中学校では参加者全員に栃木が誇るブランド豚「ヤシオポーク」が配られた。

夏にもってこいのかき氷や焼きそば、ハンバーガー、餃子など飲食ブースも充実していてレースが終わって一息ついた参加者達のお腹を満たした。

入賞者の皆さん